～生産者紹介～

サン・テミリオンには、長い歴史を持つ「オーゾンヌ」や「シュヴァル・ブラン」のシャトーが存在する一方で、独自の製法を用いた個性溢れるシャトーが数多く存在します。
My Wine Clubが独占輸入する「ブランシュ・エルミン」がその1つです。フランス語で”白いイタチ”を意味する「ブランシュ・エルミン」は、2012年がファーストヴィンテージです。
オーナーであるクリストフ・ル・ベイル氏は、25年間ワイン業界に携わり、その経験を活かし、「ブランシュ・エルミン」をプロデュースしました。
奥様のエマ・ル・ベイル氏は、プルミエ・クリュ・クラッセのシャトー・ヴァランドローを所有するメゾン・トゥンヌヴァンで10年間働き、2016年からはボルドー・シュペリュールである27ヘクタールのワイン・ドメーヌの責任者を務めています。

～ブランシュ・エルミンとは～

「シャトー・アンジェリュス」や「シャトー・シュヴァル・ブラン」など、数々の高級ワインが造られる銘醸地サン・テミリオンに、2.2haと非常に限られたシャトー・ブランシュ・エルミンの畑があります。また、畑は、あのサン・テミリオン第1特別級Aの「シャトー・パヴィ」にほど近い位置にあり、恵まれたテロワールの恩恵を受けています。
「サン・テミリオン・グラン・クリュ」はサン・テミリオンよりも、収量など厳しい分析検査を受けており、主に石灰岩と粘土の土壌は、保水性が高く、温度が低くなり、メルローやカベルネ・フランの栽培に適しています。
ブランシュ・エルミンでは、土地の整備の80％は「Biophysiology」と呼ばれる独自のオーガニック製法で行われます。葉は大きく整えられ、「美しい庭」のようなぶどう畑と称され、手摘みで丁寧に収穫されます。
醸造では、最初の数日は温度を低く（5-15℃）に保ち、一定期間発酵が起きない状態にし、ぶどうのフレッシュな果実味を最大限引き出すことに力を入れていきます。
４種類の樽を使い分け、１２カ月の樽熟成を経て、滑らかで口当たりの良い仕上がりとなります。

～日本での独占輸入までの裏話～

My Wine Clubのスタッフが約6年前にグランヴァンの秘蔵ワインを日本で独占輸入したくフランスを訪れていた際、こちらのシャトーを訪問し、「ブランシュ・エルミン’１４」をテイスティング、当時のスタッフ３人が品質の高さに驚き、声を揃えて絶賛しました。
年間の生産量も少ないことから将来的には、ワイン・アドヴォケイト100ポイントを獲得し、シンデレラワインとして一躍有名になった「シャトー・ル・パン’８２」のような飛躍も期待できるのでは・・と確信と期待を元に、日本での独占輸入を始めました。
「サン・テミリオンの隠れた宝石　ブランシュ・エルミン」が生み出す魔法に皆さまも酔いしれてみてください。