カルフォルニアが育むパワフルな味わい
カリフォルニアでぶどう栽培が拡大したのは19世紀半ばのことです。ゴールドラッシュに伴い、カリフォルニアワインの生産量は一気に増えました。それから約170年。今や、カリフォルニアはアメリカ全体のワイン生産量の約8割を占める一大銘醸地です。パリ・テイスティングでフランスワインを超える高い評価を獲得して以来、世界で人気の赤ワインの産地となりました。
日照時間が長いカリフォルニアの地中海性気候育まれたワインは豊かな果実味が特徴で、飲み疲れしない上質なワインをお届けします。

◆生産地
ノースコースト、セントラルコースト、シエラフットヒル、セントラル・ヴァレー、サウスコーストに区分されます。高級ワインの産地、ナパ・ヴァレー、ソノマ・ヴァレーはノースコーストに位置します。

◆特徴
よく熟したぶどうにより、果実味あふれるタイプが多いのが特徴です。大規模な生産者が多い一方で、家族経営の小さなブティックワイナリーも散見され、掘り出し物を見つける楽しみも。

◆品種
【黒ぶどう】：カベルネ・ソーヴィニヨン、ピノノワール、ジンファンデル、メルロー、シラーなど。
【白ぶどう】：シャルドネ、フレンチコロンバード、ピノ・グリなど。

ナパ・ヴァレーは、世界有数の高級産地。
南北約50キロ、東西約8キロと小さな地域であるにも関わらず気候も標高も土壌も驚くほど多彩なこの地で、生産者たちはそれぞれの土地の特性を見極めた唯一無二の個性を表現する味わいを追求してきました。
中でもシャルドネは凝縮された果実味で濃厚な味わいです。
1976年に開催された「パリ・テイスティング」で、フランスの一流ワイン以上にナパのワインが評価され、今日のナパ及びカリフォルニアワインの世界的なブームのきっかけとなりました。

　スワンソン・ヴィンヤーズのメルローの畑が、オーパス・ワンのメルローの畑とナパ・リバーをはさんで隣同士。メルローの栽培に理想的なテロワールを共有し、スワンソンはナパ・メルローの先駆者といわれています。そのほかに、オーパス・ワンよりも毎年高評価を受けるドミナスや、ナパ・カベルネの巨匠と称されるケイマス、カリフォルニア最強のカルトワインと呼ばれるスクリーミング・イーグルなど、錚々たるワイナリーたちが至近距離にあります。

30年以上のワイン醸造のキャリアを持つリンダ・トロッタは、ワシントンやソノマの一流ワイナリーで醸造責任者を歴任。2017年からナパ・ヴァレーのワイン造りに携わり、複数のワイナリーの醸造、ぶどうの調達などを管理しています。その彼女の功績はノースベイ・ビジネス・ジャーナルの2018年のナパ・ヴァレー・ワインメーカー・オブ・ザ・イヤーに選ばれ、高い評価を受けました。
またワイン業界のイベントに定期的に講演し、彼女の著作はワイン誌にも度々掲載されています。また、国内外のワインコンクールで審査員を務めているなどアメリカのワイン界の中でも影響力のある女性ワインメーカーです。そんな彼女がプロデュースしたワイン、2ブランドが新入荷いたしました。