●シャトー・マルゴー'1 9
（ACマルゴー：第１級グラン・クリュ）
☆ワイン・アドヴォケイト100ポイント

メドック地区の中で最上流にあるマルゴー村。5大シャトーの中でもっとも女性的と表現される華麗な芳香と優美でエレガントな味わいが身上。かつて買収の意思を示したアメリカ企業に対して、フランス政府が「シャトー・マルゴーを売るのはエッフェル塔やモナリザを売るのと同じ」と語ったという逸話も残っています。

持つと言われているこのヴィンテージは、2009年よりもしなやかなタンニン、2010年よりも生き生きとした味わいを兼ね備えています。数年にわたる樽貯庫の改修工事を終え、生まれ変わった最新の設備で醸造された初のヴィンテージでもあり、マルゴーファンにとって目が離せません。

●シャトー・オーゾンヌ'１９
（ACサン・テミリオン）
☆ワイン・アドヴォケイト98+ポイント

ボルドー右岸の最高峰、揺るがない地位を守り続けるシャトー。「オーゾンヌ」という名は、紀元後320年-395年の生涯をこの地で過ごした詩人のアウソニウスに由来しています。非常に入手困難な希少ワインとして知られていて、その年間生産量はわずか2万本程度です。ぶどう畑はサン・テミリオンの丘の特に日当たりが良く風からも守られた斜面にあり、石灰を含んだ粘土質の土壌から良質なぶどうが収穫できます。

冬から春にかけての降雨量の少なさから、保水力のある粘土質の土壌を持つ右岸にとって有利となったヴィンテージでした。「ポテンシャルに満ちており、おそらく最も長命な2019年の1本として登場するだろう。」と、ワイン・アドヴォケイトのウィリアム・ケリー氏は語っています。

●各７５０ｍｌ

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