白ワインの基礎知識 |
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What is WHITE WINE?
白ワインとは?
白ワインは原則として、黄緑色の果皮を持つ白ブドウが用いられます。また製造過程で赤ワインは果皮や種子ごと発酵させますが、白ワインにはその工程がないので、先にぶどうを絞って(プレス)、果汁と固体部分を分離し、果汁だけをタンクに移し、アルコール発酵します。


*黒ぶどうの場合もあります
白ワインの選び方
白ワインの代表的な品種を3つご紹介
1 「品種」から選ぶ

シャルドネ[白ワインの女王]
フランス、ブルゴーニュ地方原産ながら、現在は世界中で栽培されています。緻密でコクがあり、産地の気候や造り手の個性をよく映し出すと言われています。
有名な産地
ブルゴーニュ、カリフォルニア

ソーヴィニヨン・ブラン[アロマティックな品種]
みずみずしい酸味と青草や柑橘類を思わせる香りを持ち、爽やかで心地よい飲み心地を生みます。やや暖かい産地で完熟するとトロピカルな香りもします。
有名な産地
フランス(ボルドー)、
ニュージーランド(マールボロ)
ニュージーランド(マールボロ)

リースリング[上品な香りと酸味を持つ]
白い花や蜂蜜などを感じさせる繊細で気品のある香りと、みずみずしく透明感のあるきれいな酸味が現れます。きれいな酸が生きる冷涼な産地で作られます。
有名な産地
ドイツ、オーストラリア、フランス(アルザス)
2 「料理」から選ぶ

魚介料理には
魚介料理は酸味の強い辛口白ワインと相性抜群です。酸味を効かせたアクアパッツァや刺身、寿司のような素材を活かした料理には柑橘類の香りやミネラル感があり、キレのある爽やかな白ワインを選びましょう。

クリームソースを使った料理には
クリームソースを使った料理には、樽熟成によるボリュームとコクのある白ワインがおすすめです。濃厚でまろやかなシチューやクリームパスタなどの料理とコクのある白ワインがマッチし、贅沢な味わいを楽しむことができます。
白ワインの保存方法
白ワインの飲み頃温度は赤ワインに比べると低めですが、タイプによっても違います。フレッシュ&フルーティーで軽快なタイプであれば12℃以下に、コクがあり芳醇なタイプであれば12℃~14℃くらいに。ワインクーラーに入れて冷ませば、ほぼ1分に1℃くらいの割合で温度は下がります。冷蔵庫は開閉で冷やすのに時間がかかるうえ、食べ物の匂い移りもあるので、ワインクーラーがなければ、飲む前に氷水で冷やすことをおすすめします。


白ワインの名産地


1
フランス ブルゴーニュ
ブルゴーニュのシャルドネは世界屈指。切れのいい酸味やミネラルを感じさせる「シャブリ」、熟した果実香と樽香が調和した「ムルソー」など綺羅星のごとくあります。
2
イタリア ピエモンテ
イタリア北部のヴェネト州などは高品質の白ワインの産地。品種的にはピノ・グリージョ、トレッビアーノなどが有名です。
3
スペイン
栽培面積、生産量とも多いのが、ラ・マンチャなどで栽培されるアイレン。スペインで最高級の白ワインが造られる産地リアス・バイシャスでは「海のワイン」と呼ばれるアルバリーニョが有名です。
4
ドイツ
ドイツ産の白ワインは、甘口が古くから世界的に支持されてきました。寒くて長い冬を楽しく過ごすためのフルーツやデザートのような役割で飲まれてきました。糖度が高く甘口であるほど高級とされています。
5
ニュージーランド
ニュージーランドのソーヴィニヨン・ブランは品種特性の世界的指標となっておりボルドー、ロワールと並び世界3大産地に数えられています。有名産地はマールボロで、ニュージーランドワインの8割以上が造られています。
6
日本
日本独自の品種で近年世界的な評価も高まっているのが甲州。産地は山梨が中心。柑橘系の香りとさわやかな酸味、繊細な味わいで、後味に少し苦み・渋味が残るのも特徴です。
白ワインの豆知識
01
白ワインは体にいい?
白ワインには、サルモネラ菌や大腸菌といった食中毒菌を殺菌する力があります。これは白ワインには有機酸が多く含まれているためで、有機酸とアルコールが相乗的にはたらくことでその力が発揮されます。白ワインは牡蠣などの魚介類と合わせることが多いですが、この組み合わせは味だけではなく、雑菌汚染リスクがある魚介類の安全性を高める面でも相性が良いです。
02
白ワインは肌に良い?
白ワインは不足しがちなミネラルのひとつであるカリウムの含有量が1Lあたり450~1800mgと豊富で、また、カルシウムとマグネシウムもバランス良く含有されています。さらに甲州ワインにはプロリンと呼ばれるアミノ酸が豊富で、これは破壊されたコラーゲンを修復されたコラーゲンを修復し肌にうるおいを与える天然保湿成分でもあります。
03
シャブリとはどんなワインですか?
シャブリは、ブルゴーニュの最北端にある産地で、この地区で造られた白ワインだけが「シャブリ」と名付けられます。シャルドネ種の畑が広がる小高い丘の傾斜地は、かつて海でした。畑を掘り起こすと牡蠣の化石が見られ、「キンメリジャン」と呼ばれる真っ白な石灰質土壌が最大の特長です。「シャルドネを味わうなら、まずシャブリから」といわれるほど、もっともクラシックなシャルドネの栽培地域がシャブリです。