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LESSON#011
香りと味わいを損なう大敵からワインを守ろう!

ワインは“生きもの”とも呼ばれ、保存状態で味わいが大きく左右されます。冷蔵庫で保存される方も多いと思いますが、実は冷蔵庫の中もワインの苦手な環境なんです。そこで、ワインの大敵と冷蔵庫保存の欠点をお教えしますので、しっかりと覚えておいてくださいね。

暑すぎ、寒すぎ、気温の変化にワインはついていけません!

ワインの保存に適した室温は10~15℃。四季の温度変化、昼夜の温度差はワインの変質を招く可能性があり、日本の夏の暑さはキビしい環境です。一般のご家庭ではボトルを古新聞などでくるみ、床下や押し入れの中など、一年を通して温度変化が少ない冷暗所での保管がおすすめです。でも、あちこちにしまって、場所を忘れないようにしてくださいね!

ワインは“ジメジメ”した場所が好きなんです!

 ワインに乾燥は禁物。湿度が低いとコルクの繊維が締まるので抜栓しにくくなります(ボトルを寝かせて保存するのも乾燥を防ぐため)。また、コルクに隙間ができて、ワインの酸化が進む心配もあります。ワインに適した湿度は約70%。これはカビが生えやすい環境で、ワイナリーの中には、ボトルにカビが付着しているのを良しとする習慣もあるほどです。

ワインは動かさないで、そっとしておいてください!

 

ワインは振動も苦手。中身が対流して熟成のバランスが崩れてしまいます。なので、保存してあるワインを、どんな状態かなあとやたらに液面を揺らしたり(沈殿した澱も舞い上がってしまいます)、収納場所を頻繁に移動することはおすすめしません。大人しく放っておくのが一番です。

冷蔵庫では…
扉の開閉で、冷蔵庫は振動してしまいます。また、食材の出し入れでボトルを動かすこともよくありません

ワインは暗くて光が少ない 寝室がお好みです。

ワインは光を通すと、酸化、変色を招きます。赤ワインのボトルが赤の補色である緑色をしているのも、光の吸収による劣化を防ぐためです。太陽光はもちろん、蛍光灯や白熱灯など、電気の光からも遠ざけておきましょう。

冷蔵庫では…
常に庫内灯がついているものや、紫外線効果を利用した殺菌灯がついた冷蔵庫もあるようなので、やはり向きません。

ワインの保存にはやっぱりセラーが最適です。

ワインセラーがあると安心ですが、ない場合は、ボトルを新聞紙に包んで、比較的温度変化の少ない床下の収納庫や押入に寝かせておきましょう。

高・低温、温度の変化、乾燥、振動、光。それらの外敵から大切なワインを守り、理想的な環境で保存できるのが、ワインセラーです。買ってすぐに飲む場合は冷蔵庫に入れても構いませんが、長期熟成型のワインの保存は、セラー設備があると安心ですね。

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