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ワインキャップの種類と
上手な開け方・保存法

ワインと言えばコルクですが、今は天然コルク以外のキャップも増えてきていますね。それぞれどんな違いがあるのでしょう?また、なかなか上手にワインを開栓できないという方のために、詳しく解説いたしましょう!

ひねるだけでラクラク抜栓できるスクリューキャップに注目!

ここ数年、スクリューキャップのワインが増えています。道具を使わずにすぐに開けられ、飲み残しても簡単に再栓できるのが便利ですね。主に若飲みタイプのワインに採用されてきていて、使い勝手の良さ、安全性、環境配慮の理由も重なり(コルクの樹が世界的に減ってきているんです!)世界中で定着しつつあります。また、コルク栓は乾燥を防ぐためにボトルを横にして保管することも多いですが、スクリューキャップは立てたまま保存できるという利点もあります。最近では長期保存型のワインにも使われ始めているようで、あの有名なシャトー・マルゴーが、一部のセカンドワインにスクリューキャップを採用したほど。今後、高級ワインにもスクリューキャップが登場する日が来るかもしれませんね。

シリコン栓(人工コルク)を上手に開けるコツ

天然コルク栓に最適の樹が世界的に減って、良質なコルク栓の生産も減ってきています。でも、スクリューキャップでは少々味気ない…。ということで生まれたのが、人口コルクともいわれるシリコン栓です。
 天然コルクは、コルク不良によってコルク臭がワインに移ってしまうことがありましたが、シリコンはその心配がありません。また、天然コルクは乾燥すると脆くなりやすいですが、シリコンは折れたりボロボロになりにくいのが特徴です。しかし、シリコンは密閉性は高いのですが、「固くて開けにくい」という声を聞きます。上手く開けるコツは、コルクの中心にスクリューを垂直に刺し、ゆっくりと引き抜いてください。栓を開けるのに自信のない方は、テコの原理を利用したダブルハンドル型オープナー、または電動オープナーがおすすめです。
シリコン栓(人工コルク)を上手に開けるコツ

コルクが折れて、ワインの中に落ちてしまったら…

コルクが折れて中に入っても慌てずにワインを楽しみましょう♪ 天然コルクは乾燥すると折れやすくなり上手く抜けなくなることがあります。ワインを開ける前に1時間ほどボトルを横にしておくと、コルクが適度に湿って開けやすくなります。それでも運悪く、コルクが折れたり崩れたりして、コルク屑がワインの中に入ってしまっても大丈夫です。慌てずに、以下のようにしてワインを楽しんでください。
①コルクがきれいに抜けずに、ボトルの口の途中で止まってしまったら、コルクをボトルの中に押し込んでしまいます。
②ボトルをしばらくそのままにして、コルク屑が底に沈んだら、少しずつそーっとグラスに注いでくださいね。

残ったスパークリングワインはカクテルにして楽しもう!

残ったスパークリングワインはカクテルにして楽しもう! スパークリング以外のワインは、飲み残しても元の栓をしておけば3日くらいは美味しく飲めますが、スパークリングワインの栓は抜くと膨張するので、再栓ができませんね。そんなときは、スパークリングワインにも対応した市販のワインストッパー(ワインセーバー)を使うとお手軽です。では、ワインストッパーをお持ちでないという方のために、前回(LESSON#033 スパークリングワインの楽しみ方)に続きスパークリングワインを使ったカクテルのレシピを記載いたします!ですがカクテルは飲みやすいので、飲み過ぎにはご注意くださいね。
【キール・ロワイヤル】
 冷えたスパークリングワインとカシスリキュールを、4対1の割合でグラスに注いでステアします。フランボワーズリキュールを使うと、「キール・インペリアル」というカクテルになります。
【ハルステッド・ストリート・ベルベッド】
 冷えたスパークリングワインとビールを、1対1の割合でグラスに注ぎます。
【クィーンズ・ペグ】
 氷を入れたグラスにドライ・ジン30mlを入れ、スパークリングワインでグラスを満たしステアします。ウォッカを使うと、「クラウド・バスター」というカクテルになります。

スペインではグラスを使わずに
デキャンタから直接ワインを飲む!?

スペインには「ポロン」という吸い口の付いたデキャンタがあります。これはホームパーティーなどで、仲間同士で回し飲みする楽しいアイテムなんです。
ポロンにワインを入れ、先が細くなった吸い口から直接ワインを口の中に注ぎ入れ(口を付けないように!)回し飲みします。
 グラスが必要ないので、屋外でワインを楽しむ時にも便利です。ポロンからグラスに注いで飲むのは粋ではないので、もしスペインを旅行してポロンを差し出されたら、それは友好の証。ためらわずに飲んで楽しみましょう。でも慣れていないと、ワインを吹きだしてしまいそうですね。

記事監修

講師:磧本修二先生

講師:磧本修二先生
1972年渡仏、1975年にソムリエ資格を取得した後、老舗ホテルであるホテルニューオータニなどで活躍するなど日本のソムリエの第一人者のひとりとして知られます。東京・六本木に店を構える、老舗ワインレストラン『ミスタースタンプス・ワインガーデン』のオーナーソムリエとして40年以上のキャリアを持ち、豊富なワイン知識と、ユーモアあふれる語り口で人気を集めています。

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