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LESSON#46人気の秘密は?
ボジョレー・ヌーヴォー新発見

日本でも秋の一大イベントとして、毎年ニュースでも取り上げられるボジョレー・ヌーヴォーの解禁。とはいえ、「じつはボジョレー・ヌーヴォーのことをよくわかっていない」という人も少なくありません。そこで、ボジョレー・ヌーヴォーの基礎知識から、イタリアや日本のボジョレーといった意外な豆知識までを、磧本ソムリエに教えてもらいました。

ボジョレー・ヌーヴォーってどういうワインのこと?

フランス・ブルゴーニュ地方南部にあるボジョレー地区で、その年に収穫した「ガメイ」というぶどう品種から造られるワインがボジョレー・ヌーヴォーです。ヌーヴォーは新酒という意味。ガメイは他の品種に比べて早熟のため、収穫したその年のできたてワインを楽しめるのがボジョレー・ヌーヴォーの魅力。秋の収穫を祝うお祭りのような役割も果たし、古代ギリシャの酒神を讃える祭事の流れをくむといわれています。
イチゴやサクランボのアロマを持ち、豊かな果実味で渋みが少ないのが特長。

ボジョレー・ヌーヴォーはいつ頃まで美味しく飲める?

 ボジョレー・ヌーヴォーは、フレッシュな若飲みタイプが多いため、解禁後はできるだけ早いうちに飲みましょう。しかし、最近はボディがしっかりしたワインも造られはじめています。フレッシュなタイプは、少し冷やしたほうがすっきりと美味しく飲めます。一般のワインの場合、冷やしすぎるとタンニンの渋みが強調されて飲みづらくなりますが、渋みの少ないボジョレー・ヌーヴォーは心配いりません。
 ボジョレー・ヌーヴォー人気の発祥の地といわれるリヨンでは、解禁日の朝、朝食と一緒に新酒を楽しむ人もたくさんいるほどです。フランスのワイン法で、ヌーヴォーの出荷は12月10日までと決められています。
時差の関係で日本は先進国の中で最も早くボジョレー・ヌーヴォーを味わうことができるんです。

フランス以外でもヌーヴォーは造られているの?

 はい、造られています。イタリアの新酒は「ヴィーノ・ノヴェッロ」といい、フランスよりも2週間早い、毎年10月30日が解禁日です。ボジョレーのように限られた生産地ではなく、イタリア全土で造られ、使われる品種も地区によって異なります。そして日本でも新酒は造られています。山梨県では甲州種とマスカットベリーA種を使った新酒が、毎年11月3日の解禁日に販売されます。各地で山梨ヌーヴォーまつりも開催しています。
イタリア、日本、フランスの解禁日順にヌーヴォーを飲み比べしてみよう!

ボジョレー・ヌーヴォーとボジョレー・ヴィラージュ・ヌーヴォーの違いは何ですか?

 ボジョレー地区の中でも、北側の限定された38の村で造られるのがボジョレー・ヴィラージュ・ヌーヴォーです。丘陵地帯の日あたりのよい斜面で高品質のぶどうができることから、ワンランク上のヌーヴォーとして認知されています。しっかりとした飲みごたえを感じられるのも魅力。より芳醇でふくよかな味を楽しめ、香りにも一層の奥行きがあるといわれています。
ボジョレー・ヴィラージュは、葡萄の収穫量やアルコール度数などの基準が普通のボジョレーより厳しいのです。

ボジョレー・ヌーヴォーは赤ワインだけですか?

ヌーヴォーでその年のワインの出来栄えをチェックし、ワイン業者はその年の購入量を決めるんです。 フランスのワイン法律で、ボジョレー・ヌーヴォーは「その年にボジョレー地方で収穫された、ガメイ種のブドウ100%であること」が義務付けられています。ガメイ種は、赤ワインを造るための品種なので、ボジョレー・ヌーヴォーには白ワインはありません。ただし、ガメイ種でロゼも造れるため、ロゼのボジョレー・ヌーヴォーも登場しています。一方、ボジョレー地区以外のヌーヴォーには、ガメイ種の規定がないので、白ワインもあります。
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