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LESSON#050
シャンパンとスパークリングワインの違いとは?
選び方のポイントとおすすめのシャンパン

シャンパンのイメージ図
発泡性ワイン(スパークリングワイン)=シャンパンと思われてる方が多いと思いますが、 実はスパークリングワインとシャンパンは全く別物。
また、国によってもさまざまな名称を持つスパークリングワインは、お祝いの席や、イベント、大切な人へのギフトとしても大活躍間違いなしの必須アイテムですね。
そんなシャンパンとスパークリングワインの違いについてご紹介していきます。

シャンパンとは?

しばしば発泡性ワインの総称のように使われるシャンパーニュですが、正確にはフランス北東部のシャンパーニュ地方で、瓶内二次発酵方式で造られたワインだけがシャンパーニュと名乗れるのです。
一般的なスパークリングワイン(シャルマ方式)では、ワインを大きなタンクに入れて、その中で二次発酵を起こさせて醸造されるため、短期間で大容量のスパークリングを生産することに適しています。
シャンパンは、ワイン1本1本の瓶の中で、二次発酵を起こし、圧倒的な手間をかけ、生産されています。シャンパンが持つ奥深さ、複雑さ、ふくよかな味わいはシャンパーニュ地方独自の土壌、醸造方法から生まれます。
その昔フランスでは、飲み干したシャンパーニュのグラスを放り投げて割る習慣がありました。「これは、私だけの祝いの酒であり、このグラスは誰にも使わせない」という意味があったそうです。それだけシャンパーニュは特別で、華やかな席に欠かせないものだったことがうかがえます。
シャンパーニュ地方

シャンパンの歴史

  フランスの3大銘醸地の一つであるシャンパーニュ地方は、ローマ時代から交易の中心として栄え、中世にはヨーロッパ全土の商人が集まったといわれています。
17世紀頃までは、薄い赤ワインが造られ、この地は、歴代の国王が戴冠の聖別を受けた神聖な地でした。この赤ワインは、大変高い評価を受けており、この地を訪れる君主たちの称賛の的でした。
しかし、17世紀後半、ドン・ペリニヨンというひとりの修道僧が登場し、シャンパーニュ地方のワインの主役は赤ワインから白ワインへと大きく変わります。
シャンパーニュ地方は、冬の寒さは厳しく、秋に仕込んだワインの発酵が寒冷のため途中で止まり、春の雪解けと共にその中身が、発生する炭酸ガスのせいで飛び散るということがしばしば起こっていました。
当時はその扱いづらさから「悪魔のワイン」と呼ばれていましたが、ドン・ペリニヨンは、この「悪魔」を「貴酒」に変身させたのです。 優れた味覚を持っていたドン・ペリニヨンは、炭酸ガス入りのワインが必ず人々を魅了すると確信し、そこから改革を行い、現在のシャンパンへと進化を遂げていったのです。
ドン・ペリニヨン
現在のドン・ペリニヨンは、シャンパーニュ最大のメゾンであるモエ・エ・シャンドンが所有。
ドン・ペリニヨンは良年にのみ造られるヴィンテージ・シャンパーニュで、常に最高品質のぶどうだけがドン・ペリニヨンになることを許されています。

シャンパーニュ製法

シャンパーニュ(瓶内二次発酵製法)の製造過程
※口抜き
冷却した塩化カルシウム水溶液に瓶口をつけ凍らせ仮栓とともに澱を取り除く作業のこと。
※ルミアージュ(動瓶)中のシャンパーニュ
毎日15度位ずつ回転させ、澱を瓶口に集めています。 口抜きまで3年を待ったブリュット。使用されているピノ・ノワールのほとんどがブトン村周辺で収穫されたもの。とてもバランスが良いアペリティフ向けのシャンパーニュになります。
ルミアージュ(動瓶)中のシャンパーニュ

スペインのカバ

カタルーニャ州ペネデス地方 スペイン北東部・地中海沿岸のカタルーニャ州ペネデス地方のぶどうで主に造られているスパークリングワイン。シャンパーニュと同じ瓶内二次発酵方式で、その品質とコストパフォーマンスの高さで、世界的な人気を誇っています。
日本でもすっかりおなじみとなったカバですが、その歴史はペネデスのワイン生産者ホセ・ラベントスが、シャンパーニュで学んだ技術と醸造機器を故郷に持ち帰ったことに始まります。彼はペネデス地方固有の品種をシャンパーニュの技術に応用し、1872年カバを誕生させました。
カバとはカタルーニャの言葉で、“洞窟”や“地下蔵”を意味します。

イタリアのメトド・クラシコ

スプマンテはイタリアのスパークリングワインの総称です。なかでもシャンパーニュと同じ二次発酵製法で造られたスプマンテは「メトド・クラシコ」といい、イタリア北部・ミラノを擁するロンバルディア州の産地オルトレポ・パヴェーゼは、“シャンパーニュ・キラー”の異名をとるほどです。
瓶内二次発酵製法(メトド・クラシコ)の製造法
① 白ワインの醸造⇒② ①に酵母と糖を添加⇒③ ②を瓶詰め・密封⇒④ 瓶内2次発酵で自然発泡⇒⑤ 熟成⇒⑥ 澱を集める(動瓶※)⇒⑦ 澱抜き(口抜き※)⇒⑧ リキュール添加(ドザージュ)⇒⑨ 出荷
カステル・ファーリアにて動瓶中のフランチャコルタ

シャンパンの選び方

シャンパンのイメージ図

1.生産者

シャンパーニュ地方の生産者には5つの業態があります。
1. RM(レコルタン・マニピュラン)
自家栽培のぶどうだけで製造する、いわば個人生産者。ブルゴーニュでいえば、ドメーヌに相当します。テロワールの特性を生かす造り方ができます。
2. NM(ネゴシアン・マニピュラン)
外部の畑からぶどうを一部、あるいは全部買い、製造する大規模なメーカー。有名なモエ・エ・シャンドン、クリュッグ、ヴーヴ・クリコなどが含まれます。
3. CM(コーポラティブ・マニピュラン)
生産者の協同組合。組合員が栽培したぶどうからシャンパーニュを造り、組合ブランドとして出荷します。
4. RC(レコルタン・コーポラティブ)
ぶどう栽培家の協同組合。組合員から原酒を買い、シャンパーニュを製造・販売。または、できあがったシャンパーニュを買って販売します。
5. SR(ソシエテ・ド・レコルタン)
同族のぶどう栽培家によって構成されるメーカー。同じ団体に所属する会員の畑のぶどうでシャンパーニュを製造します。

2.格付け

シャンパーニュ・コラン・キュヴェ・アリアンス シャンパーニュの格付け “エシェル・ド・クリュ”
ボルドーではシャトー(生産者)、ブルゴーニュでは区画で格付けされますが、シャンパーニュでは村で格付けされ、「グラン・クリュ」「プルミエ・クリュ」という2つの格上クラスがあります。
グラン・クリュ(特級畑)
100%の評価を受けた村(17村)の畑で収穫されたぶどうから造られたワイン
プルミエ・クリュ(一級畑)
90〜99%の評価を受けた村(42村)の畑で収穫されたぶどうから造られたワイン
パーセンテージはぶどうの買取価格を基準としたもので、その価格自体は1999年に廃止されましたが、現在も指標として残っています。プルミエ・クリュの中には、白ぶどうと黒ぶどうでパーセンテージが異なる村もあります。

3.グラス

他のワインとシャンパンと大きな違いは、味と同じように“泡”も命ということ。シャンパンの泡は宝石やきらめく星座の輝きにたとえられます。注いだときグラスの内側にできる小さな泡の輪は「真珠の首飾り」と呼ばれ、耳にグラスを傾けると可憐な泡の音が聞こえます。そんな泡の表情はグラスの形状によってだいぶ異なります。
バルーン型
ワイン用グラス。注いだ瞬間以外は、ほとんど泡立ちません。泡と酸味が強く感じられる形状で、シャンパンの魅力そのものを味わうというよりは、果実味や酸味等を分析的に知りたいときに使用します。
ソーサー型
ソーサーというのはお皿という意味。その名の通り、口が広く平べったい。「クープグラス」ともいう。立食パーティーなどでよく使われます。安定性が良いこと、泡をできるだけ飛ばして飲むということから、パーティー会場で好まれるようになりました。
フルート型
昔から使われているシャンパン専用のグラス。楽器のフルートのような形状。「トールグラス」ともいう。すらりと細長いデザインは、水圧がかかってたくさんの泡が立ち昇るのに都合が良い形状。気泡を目で楽しむのに適したグラスです。
フルート型(変型)
ソーサーとフルートの利点を集めたグラス。切り込みを鋭くしたことで泡に活気が出て、よりきれいに昇ります。シャンパンの魅力である泡と果実味の活力が最後まで損なわれません。シャンパンのすべてを表現するのに最高のデザイン。
グラスの種類バルーン型、ソーサー型、フルート型、フルート型(変型)

おまけ

合う料理 合う料理
シャンパンは特別なワインではあるかもしれませんが、だからといっておつまみに力を入れすぎるとちょっとしたお祝いなどでも気疲れしてしまうかも・・・。普段の食事の料理、おつまみでもシャンパンは合います!
今回はそんな料理をご紹介します。
白身の刺身、お寿司、白身魚のカルパッチョ、マリネサラダ、エビフライ、カニフライ、天麩羅、蒸し鶏、肉類(油っぽさを切ってくれる)、フライドチキン、チキンナゲット、ハム、パテ、ポテトチップス、フライドポテト、ポップコーン、ファーストフード、バター風味を生かした料理、クリーム系の料理、グラタン、クリームコロッケ、鍋物、お浸し、チーズ(コンテ、パルジャミーノ・レッジャーノ、シャウルス、カプリス・デ・デュー、ラングルなど)、ナッツ類、フランスパン、パン。

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